音から見える風景 [音楽]
最近、また思い出したようにずっと聴いているもの。
ラヴェルのピアノ全集。
ラヴェルの音楽は管弦楽版とピアノ版と両方存在する曲も多いですね。
基本的にはどちらにも良さがあって捨て難い。
でも、決定的な差として、
描かれてる景色が明らかに違うことかなって思いながら聴いています。
そうだなあ、たとえば風景は風景でも
時間帯、光の色、反射面の広がり方、国、湿度、天気の良し悪し、などなど。
同じ曲なのに、ピアノとオケではぜーんぜん違う世界に連れて行かれる。
ほぼ確実。
そう考えて聴いていくと。
ピアノ版の方に気持ちは寄っていく。
ものすごく遠いところへ連れてってくれるので。
考え事してるときにも何も考えたくないときにもぴったりハマってしまう。
要するに、ラヴェルが好きってだけなんですけどね(苦笑)
そして、実は一番好きなのはピアノオリジナル曲だったりする。
シンプルに美しい「ハイドンの名によるメヌエット」
光と水の透明感・刹那的な色の移り変わりが印象的な「水の戯れ」
etc.
個人的には、この人の奏でるラヴェル、結構好きです。
今は、何も考えずに
音に浸ってそのまま眠ってしまいたい心境。
うん、私もこの人のラヴェル大好きです。
ラヴェルの透明感に染まって、洗練されたいなー・・・。
by (2006-08-04 14:00)
>浦島太郎さん
nice! ありがとうございます♪
この人の音を聴いてると,なんとなくほっとします.『帰ってきた』って感じ.
ラヴェルの透明感...染まりたいですね.
by ひろころ (2006-08-07 07:52)