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バイブル [本・ドラマ・映画]

何かあるといつも、帰って行く場所があります。
私にとって必要なもの。

江國香織。

全然、活字中毒では無いんですが
文章によって救われることって結構多いです。
中でも、この人の語り口と表現は私の心にすっと近づいてきて
静かに、でもやさしくそばにいてくれる。

とても親しい間柄のような気がしてしまう (←勝手に思い込んでるだけ)
私には、大切な大切な”ひと”なのです。(注 作品に対しての気持ちですよ)

今回はこの2冊。
まずはこちら。

ウエハースの椅子

ウエハースの椅子

  • 作者: 江国 香織
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 文庫



もう1冊はこちら。
この人の書く詩の世界も魅力的。

すみれの花の砂糖づけ―江國香織詩集

すみれの花の砂糖づけ―江國香織詩集

  • 作者: 江國 香織
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 単行本


実は単行本も文庫も持っている(笑)
江國さんの本はそういう(両方持ってる)パターンが多いです。

なぜって?
それぞれに良さがあるんですよ。
単行本は単行本の、文庫は文庫独特の色がある。
装丁も違うしね。
どっちも素敵だもの。
捨てがたいじゃないですか(笑) (←ただの欲張りですな)

本って不思議ね。

あ、作品の解説は敢えて書きませんので
興味のある方はぜひ、一度読んでみてください。

ちなみにもっと健全な世界のお話もたくさんありますよ(笑)
(逆にもっと危険な世界も当然ある。)
その辺はまた今度。

静かに静かに、やさしい時間をゆっくりと心に与えてあげて
少し落ち着いたら。

勇敢に出かけてみようと思います。


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コメント 4

まゆみ

私も江國香織は大好きで、全部読んでるよ!
私が落ち込んで無気力になってる時に読むのは、『きらきらひかる』。
なんか、浄化されるって感じ。
この人の感性って、好きだなぁ。
by まゆみ (2006-06-19 00:50) 

ひろころ

>まゆみさん
私が一番最初に出会った作品が『きらきらひかる』でした.
(映画の影響ですけど.豊川悦司が好きだった)
あのお話は癒しの手って感じですねー
私も大好き.
小説中では紺くんが好きで好きで,彼の健やかさに憧れてしまいます☆
by ひろころ (2006-06-19 07:52) 

りく

思いわずらうことなく愉しく生きよ

を最近読みました。(ちなみに私も最初が『きらきらひかる』です)
彼女の作品の中ではかなり好きな部類に入りそうです。
『流しの下の骨』も好きなので、姉妹群像モノ続編って感じで。
by りく (2006-06-20 17:51) 

ひろころ

>りくさん
これは本屋で流し読みしただけだなあ.
>「思いわずらうことなく愉しく生きよ」
たしか一番まともそうなお姉さんがどんどん崩壊していってた気が・・・(苦笑)

私も姉妹シリーズ好きです.
静かな描写の中にある非日常の時間がとても深くて,ひそかに泣く.
『薔薇の木枇杷の木檸檬の木』とかもね.大好き.
by ひろころ (2006-06-21 08:12) 

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