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気高くも儚き人生 [絵画]

佐伯祐三のパリ

佐伯祐三のパリ

  • 作者: 朝日 晃, 野辺山 暁治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


佐伯祐三の絵が好きです。

彼の人生なんて何も知らなかったけど
描き出されるパリの街角の一風景は何故か鮮烈で印象深かった。

この本では作品とともに、彼の足跡を事細かに辿っていく。
彼の夢、熱望、渇き、狂気、生命。

震えるような、あまりにも早すぎる運命。
絵を描く為だけに生きていたような人。

30年しか生きられなくてもこれだけのことはできる。
人生、長さではないよね。
その人が為すべきことって最初から決まってるのかもなあ。



ちょっと感動してしまった。
印象深かったのは、絵に込められた凄みが違うからだったのか。



あらためて見る佐伯の絵は
より美しく私の目に映って
やっぱり
前と同じように大好きです。


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