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お気にの品 その4 ~Cooling Music~ [音楽]

こんな言葉があるのかどうなのか知らないけど。

いつも、聴くと私の心を穏やかにしてくれるCDがあります。

J.S.バッハ:『フランス組曲(全曲)』 (ピアノ:グレン・グールド) 

だんだん精神が鎮まる感じ。
冷静を取り戻す。
安心が得られる。

聴いてるうちに落ち着いていくのですよ。
まー音楽そのものにそういう力があるんだろうけど、
グールドのピアノは理性的で正しくて、清潔で透明。
余分なものが無い感じがします。

一度お試しあれ。

Bach: The French Suites

Bach: The French Suites

  • アーティスト: Glenn Gould
  • 出版社/メーカー: Sony Classical
  • 発売日: 2002/09/09
  • メディア: CD


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楽器博物館 [音楽]

休日最後の日、楽器博物館に行ってきました。
これまた、一度も行ったことが無かった。

こうして考えるにつけ、私は今まで浜松で何をしていたんだろう……?
ま、仕事以外ではほとんどこの土地にいなかったしね。

初物ついでに一度見ておこう。

「浜松市楽器博物館」
http://www.gakkihaku.jp/

 

実はつい最近リニューアルされたばかり。
中の展示は2フロアながら、なかなか充実している。
変な楽器がたくさん! 面白ーい!!
一部をご紹介。


セルパン。蛇みたい。


めっちゃ横長のらっぱ。どうやって持つんだ?


変な形。貝みたいな口が7つもついてる。


これ、わりと普通。ホルンの祖先。


トランペット・マリーン。
こんな形で、弦楽器なのに鳴らすとらっぱみたいな音がするの。

管楽器と鍵盤楽器の充実ぶりはさすが「楽器産業の町」、
メーカー揃ってるだけのことはあるなあという印象ですが
面白いのは民族楽器。


アフリカの打楽器。ユーモラスでしょ。ドン=ガバチョみたい。


インドネシアのガムランセット


このけばけばしさは何??


ヨーロッパのバンジョーコレクション(20本くらいある) 絵が凝ってて面白い


ハーディ・ガーディ。


スコットランドのバグパイプ。

などなど。

見ていて飽きない。
館内ガイドを片手にうろうろ。うろうろ。

きちんと解説見たりしてるとあっという間に時間は過ぎていく。
結局半分くらいは見れなかったな。

展示を見つつ、同時に全然関係ないことを考えていた。

「私にとって『究極の救い』ってこういうことかも。」
結局は、音楽が好きなんやなーという、至極単純明快なこと。
世界の国に思いを馳せる、この瞬間を楽しんでいること。

最終的にはここに辿り着く。どんなに迷っても結局は帰ってきてしまう。
2大要素なのだ。

行き着いた結論に愕然としてしまうのだけれど
ま、それはそれ。

ここもちょっと気に入った。
うちから近いし。入場料400円でなかなか遊べるではないですか。

身近なところでいろんな発見をした連休でした。


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音から見える風景 [音楽]

最近、また思い出したようにずっと聴いているもの。
ラヴェルのピアノ全集。

ラヴェルの音楽は管弦楽版とピアノ版と両方存在する曲も多いですね。
基本的にはどちらにも良さがあって捨て難い。

でも、決定的な差として、
描かれてる景色が明らかに違うことかなって思いながら聴いています。

そうだなあ、たとえば風景は風景でも
時間帯、光の色、反射面の広がり方、国、湿度、天気の良し悪し、などなど。
同じ曲なのに、ピアノとオケではぜーんぜん違う世界に連れて行かれる。
ほぼ確実。

そう考えて聴いていくと。
ピアノ版の方に気持ちは寄っていく。

ものすごく遠いところへ連れてってくれるので。
考え事してるときにも何も考えたくないときにもぴったりハマってしまう。

要するに、ラヴェルが好きってだけなんですけどね(苦笑)

そして、実は一番好きなのはピアノオリジナル曲だったりする。
シンプルに美しい「ハイドンの名によるメヌエット」
光と水の透明感・刹那的な色の移り変わりが印象的な「水の戯れ」
etc.

個人的には、この人の奏でるラヴェル、結構好きです。

今は、何も考えずに
音に浸ってそのまま眠ってしまいたい心境。

ラヴェル:ピアノ曲全集

ラヴェル:ピアノ曲全集

  • アーティスト: ロジェ(パスカル), ラヴェル
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2003/10/22
  • メディア: CD


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またひとり. [音楽]

何の前触れも無く突然やってくるもの.
訃報って,いつもそんな感じですね.

指揮者 岩城宏之さんが亡くなられました.
自分のデスクで思わず「うぉっっ!」と声出してしまった...
そういえば,最近お見かけした時「お年かなー…」と感じていたけれど.
まさかね.

またひとり.またひとつ.

ご冥福をお祈りいたします.


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スーパーピアノレッスン [音楽]

友人が教えてくれました。

http://www.nhk-book.co.jp/piano/

こんな番組&テキストがあったんですねー
全然知らんかった。
びっくり。

今回はフランス音楽がテーマ、ミシェル・ベロフが先生。
若手のピアニストたちが悪戦苦闘しながらもフランス音楽の華麗な響きに挑戦する、
というスーパーレッスンシリーズ。

これ、先生結構激しい。
フランスモノを理解してない or 弾けてない人には手厳しい。
けちょんけちょんに言われてたりしてちょっとかわいそうだったりもする。

この番組、もちろんピアノレッスンがメインなんですが
合間にパリの風景をずーっと映し出してくれたり
毎回ベロフの演奏が聴けたり
BGMでフランス音楽(オケ曲)を流してくれたり
かなりの優れもの。
興味ある方はぜひ!ご覧下さい。
おススメです。

ちなみに。
これを教えてくれた友人は全回分録画しているようで
今までの8回分をまとめてDVDにしてくれました。

素晴らしい!!!さすが!
どうもありがとう!

いやー、持つべきものはマニアな友ですな。
これからもよろしく。


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夜を渡る音楽 [音楽]

本日のBGM。

マーラー:さすらう若人の歌

マーラー:さすらう若人の歌

  • アーティスト: フィッシャー=ディースカウ(ディートリッヒ), フィルハーモニア管弦楽団, フルトヴェングラー(ウィルヘルム), マーラー, ベルリン・フィルハーモニック管弦楽団, ケンペ(ルドルフ), リュッケルト
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2002/03/06
  • メディア: CD


これ。
フィッシャー=ディースカウばっかりでごめんなさい。
好きなんですってば。

夜には夜らしく。マーラーなどいかがでしょう。
何となく、彼は夜のイメージなんです。
やっぱ、世紀末の退廃した空気ゆえかしら。

そういう意味ではクリムトも絶対夜。
てか、闇。その中に浮かび上がる黄金って感じ。

話がそれました。

ということで、おやすみなさい。


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指定型バトン [音楽]

さんちゅうさんから何とも難しいバトンが回ってきました。
とりあえず答えてみます。

■■■ [指定型★バトン]のルール ■■■
◆廻してくれた人から貰った『指定』を『  』の中に入れて答える事。
◆また、廻す時、その人に指定する事。

お題:『音楽』

◆最近思う『音楽』
何だかんだで私にとっては結局一番大事なもの。らしい。
心の友。私を形作る要素の一部。
このひとがいなかったら私の人生半分死んでるようなもの。

◆この『音楽』には感動!!!!
初めて生で聴いたデュトワ/モントリオール響の「ラ・ヴァルス」(ラヴェル) in サントリーホール
未だに忘れられません。
『オペラ座の怪人』でクリスティーヌが歌うAngel of Music。ロイド=ウェーバーも大好き。

◆直感的『音楽』
モーツァルト。才能だけで淀みなく溢れてくる感じが。

◆好きな『音楽』
心に響くものは何でも。
でもやっぱりラヴェルが好き。弦四とピアノトリオが最上級。

◆こんな『音楽』は嫌だ!
強制的にやらされるもの。卒業式の学歌の伴奏とか。

◆この世に『音楽』がなかったら・・・
世界はもっと殺伐としてると思う。

◆次に回す人、5人(『指定』付きで)
お題、迷ったんですけどね。 『時間』にします。
回す方々はこちら↓
浦島太郎さん
タラバ之助さん
nakaishiさん
こーざきさん
Jiyouさん

よかったらやってみてください☆

以上!


世の中色々あるんですね [音楽]

おさかな♪さんのblogから、こんなものを教えてもらいました。

マーラー指揮者占い

。。。
ほんと、誰が考えるんでしょう。こんなもの(占い)。
何でもありやなー。

さて、早速やってみたところ
ひろころはこんな人でした。↓

「ひろころさんは、『ガリー・ベルティーニ』です!」

●ガリー・ベルティーニさんのあなたは、勝気で負けず嫌いな不屈のファイター。おかしな理屈を並べたり、筋の通らない話を強引に押し進めようとする人がいると、それが先輩や上司であっても、ハッキリと意見をするタイプです。中にはあなたのことを生意気だと言う人がいるもしれませんが、悪いことは悪いと言えるあなたに、喝采を送っている人も多いはず。トラブルにも大胆かつ積極的に取り組んでいくため、なにかと頼りにされることが多いでしょう。ですが、この豪快さの裏側には、意外なほどの繊細さが隠れています。特に恋愛面では、臆病とも言えるほどの照れ屋さん。変に身構えたりせず、そのままのあなたを出してみて。

 

 

ふ、不屈のふぁいたーって、、、なんじゃそりゃ。

そんでもって、結構あたっているところがいやです。

ちなみに、ベルティ-ニってほとんどイメージ湧かないんですけど。
こんな人なんだろうか。


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雨音に似合う音楽 その2 [音楽]

雨の日、第2弾。

雨音に溶けるものがいい。
ピアノの音も良いですが人の声も結構馴染む。のです。

ということで今回はこれ。

Debussy, Ravel, Ives: Songs

Debussy, Ravel, Ives: Songs

  • アーティスト: Dietrich Fischer-Dieskau, Irmgard Poppen, Claude Debussy, Charles Ives, Maurice Ravel, Aurele Nicolet, Karl Engel, Michael Ponti
  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 2003/04/08
  • メディア: CD


この人の声、めちゃくちゃ好きなんですよ。
いい声してるおとこのひとは好き。(関係ないって?)

ま、とにかく、よいですよ。このCD。
事ある毎に聴きたくなる1枚です。

雨の日の時間の流れ方って、眠りに落ちる前の世界に似てるかも。
現実と空想の入り混じったあの感じ。

そういえば昔、そんなラジオがありましたね。
今もやっているんだろうか…。


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雨音に似合う音楽 [音楽]

朝起きた瞬間。

「あ、『雨』・・・・・・??」

一気にテンションの下がる私。
このお天気屋な性分、どうにかしないとなーーー
(いろんな所に支障が・・・)
と思いつつ。

こういうときはまったりとピアノの音に浸るのもまた良し。

ってことで
本日のBGMはこちら。

ブラームス:後期ピアノ曲集

ブラームス:後期ピアノ曲集

  • アーティスト: アファナシエフ(ヴァレリー), ブラームス
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2002/06/21
  • メディア: CD

ブラームスのメローな響きって陰々鬱々の今日みたいな日にはぴったり。
ピアノトリオとかでもよいですね。

さて。
そうは言ってもそろそろ出かけるとすっかな。。。


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